東日本大震災から50日以上が過ぎ、復興への道筋を皆が思考を巡らせているこの時、スマートシティと云われている構想が頭をもたげます。「最新技術を駆使してエネルギー効率を高め、省資源化を徹底した環境配慮型の街づくり。そこではエネルギー関連はもちろん、水、交通、廃棄物など、あらゆる産業が絡み、多くの最新技術が使われる。」太陽電池、風力発電などの再生可能エネルギーなどで電力を賄い、石油などは使用しない(日本経済新聞抜粋)。実際には明確な定義はないそうです。が、原子力発電の負の部分を目の当たりにし、国民または世界の人々が、頼るべきものが原子力発電だけで良いのかと疑問を投げるより先に、未来を見据えて自然との融合、バランスの大切さを考え研究を行っていることに、感謝の念すら湧いてきました。個々から、小さな会社から大きな会社、そして鷺沼診療所でも少しずつ、この震災を機に意識を傾けていくことが大切だと、心より思った次第です。まずは節電から、職員の皆にも根付きはじめています。(宇)