11日午後2時46分、三陸沖を震源とする国内観測史上最大のマグニチュード9.0の大地震が発生しました。往診中の車中では、車のハンドルが左右に振られパンクと勘違い!車を止めてパンク?を確認をしようと停止して地震と分かりました。かつて経験がない程の長時間大振幅の揺れが続き、交差点では信号が消えて警察官が交通整理を行っています。関東地方の鉄道は殆どが止まり、停電した地域も多く見られました。ライフラインの寸断は多くの帰宅難民を出し、国道246号線でも下り方向から徒歩で帰宅する人たちの列が切れません。診療所でも交通機関の麻痺でスタッフの宿泊施設を探しましたが、停電や満室で結局自宅へは帰れませんでした。夜間の往診では、停電のなかロウソクの明かりで診断書を作成する非常事態となり、断水のため手を洗うことも出来ませでした。
ライフラインの寸断にはほとほと困り、大地震の恐ろしさを改めて認識いたしました。