本日、都内で行われたワクチンフォーラム2013に参加いたしました。基調講演では、新潟大学の斉藤教授が日本のワクチン接種に関する最近の動向、接種向上に向けた課題・今後の展望を、第2部ではロタウイルスと子宮頸癌原因であるヒトパピローマウイルスのワクチンについて最新知見を理解することができました。厚生労働省健康局長から6月14日に発表された勧告(ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について)で地方自治体は、積極的な勧奨とならないように留意するが、定期接種を中止するものではなく希望者が定期接種を受けることができるように接種機会を確保するとあります。世界的には6月13日にWHOがジュネーブで開いた会合で子宮頸癌ワクチンの安全性は確認されており、日本を除く他国では安全であるとされています。また6月19日に米国CDCからも2006年から始まった接種で56%子宮頸癌が減少していることが報告されています。副反応対効果を冷静に考えて接種をお考え下さい!