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ヘノッホ・シェーンライン紫斑病
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病 (2011.12.17)
外来でヘノッホ・シェーンライン紫斑病(HSP)を診察することがあります。小児に多い小血管炎ですが、成人でも発症します。感染症やアレルギー等がきっかけで免疫反応が起こり、小動脈へのIgAと免疫複合体の沈着が起こり発症します。臨床症状は、四肢伸側と殿部に触知可能な紫斑、関節痛、胃腸の症状、糸球体腎炎が特徴で、多くは予後良好ですが、腎炎を起こすと予後不良となります。若年者の四肢に痛くも痒くも無い皮疹が認められれば、鷺沼診療所にご相談ください!
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